デジタル化の波が急速に広がりを見せている日本では、あらたにIoT技術の活用も計画されるようにありました。このIoTとはモノのインターネットの略称であり、すでに愛知県豊田市では総務省の指導のもとで一般家庭にも普及を進めているものです。豊田市はIoTのモデル都市に指定をされており、自動走行の自動車も公道を走行しているほどです。IoTでもっとも期待されていることは、セキュリティシステムの向上です。

今では街中でも数多くの防犯カメラが設置をされていますが、リアルタイムで映像を確認することはできません。必ず録画装置に記録をしてからチェックをするため、迅速な確認ができないというのがデメリットでした。ところがモノのインターネットを活用すればその限りではなく、24時間365日いつでもセキュリティ会社で防犯に努めることが可能です。ここではこのIoTを駆使したセキュリティで使用される端末についてご紹介をしていきましょう。

一般的なカメラの場合、定点撮影となるのが基本です。約180度の画角をカバーするもので、自在に動かすことはできません。ところがネットワークに接続をしたものだと、360度の範囲をカバーできるドーム型となります。これはインターネット回線を使用して遠隔操作をするために設計をされており、すでにIT大国の中国では用いられているものです。

1台で全方向をカバーできるので、少ない台数で効率よくセキュリティチェックができます。