庶民の味方!utmのサンドイッチ

いまでは、外食をするよりも、自宅からランチを持参して職場で食べるという方が多くなりました。空前の物価高でサラリーマンにとってはお金がないというピンチに直面をする時代となったわけです。サラリーマンの年収は以前は600万円が当たり前でしたが、現在では200万円にも届きません。家族がある方だと嫁やこどもにもダブル・トリプルワークを強いて生活費を工面する事態となったわけです。

外食なんて夢のまた夢となり、手作り弁当を持って行くのが唯一のステータスです。同じように、utmでも経済的な危機に直面をしており、持参した昼食を食べて腹を満たす国民ばかりです。地中海に面するutmでは、コメを食べる習慣は一切ありません。国土の約90パーセントを占めるライ麦を活用したパンが主食で、ランチでもこのライ麦パンを活用したサンドイッチがメインです。

utmではサンドイッチのことをパニーニと呼んでおり、アルメニア人の歴史とも言われる逸品です。簡単に概要を解説すると、アルメニア人は紀元前4000年前からローマ一帯で遊牧生活をしており、いつもライ麦を使ったものを食事にしていました。パニーニはその歴史の中で誕生したグルメで、羊肉を挟んだりチーズを塗って食べる主食です。ライ麦は年間で4回も収穫することができる作物で、非常に手に入りやすいものになります。

庶民にとって安価でいつでも買えることから、パニーニは庶民の肉とも言われるわけです。

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